9月23日〜25日、奥秩父主脈縦走路ソロハイクに行ってきた。
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雁峠にて |
【ルート 2日目】
雁坂小屋(テント泊) → 水晶山 → 古礼山 → 燕山 → 雁峠 → 分水嶺 → 水干 → 唐松尾山 →
将監峠 → 禿岩 → 北点のタル → 三条の湯(テント泊)
ここからが本番。
前夜は日没後からまた雨が降り出し、明け方にかけて気温が予想以上に下がり続けた。
あまりの寒さに何度か目を覚ましながらも、なんとか一晩横になる事ができた。
そして早朝、夜明け前に起床。
雨は夜中に止んだらしく、雲一つない空が広がっていた。
ライトミールなどで簡単に朝食をすませ、朝焼けの広がる中、雁坂小屋をあとにする。
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雁坂小屋 夜明け |
歩き始めるとすぐに太陽が顔を出し、少しずつ気温が上がりはじめる。
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朝日 |
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朝日を浴びて色付く笹 |
あまりにも寒く、寝る時に着ていたダウンやタイツをどうしても脱ぐ気力が湧かなかったので、着込んだまま歩き始めたのだがさすがに暑くなり、途中でダウンとタイツを脱いだ。
雁坂小屋から40分ほどで水晶山へ。
名前の割には地味な山頂。
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水晶山 |
歩きやすいトレイルを緩やかに下り緩やかに登る。
水晶山から20分ほどで古礼山へ。
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古札山 |
古礼山の山頂に到着すると目の前に富士山が飛び込んでくる。
美しい展望。
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古礼山より望む富士 |
独り占めの山頂で富士山を眺めながら朝の空気を堪能する。
とても気持ちがいい。
以前に行った国師ヶ岳からの朝焼けの富士もキレイだったが
この地味な古礼山から見る富士もまたいい。
また一つ大好きな山が増えた。
古礼山から下りはじめると笹がトレイルを覆いはじめた。
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笹のトレイル |
早朝の夜露に濡れた笹のトレイルでは以前北八ヶ岳で痛い目に合っているので慎重に足を運ぶ。
笹の背があまり高くなかったのが幸いして極端に濡れる事もなく歩くことが出来たが
この笹のトレイルは延々と続いた。
古礼山から燕山の間はところどころに開けた展望のよいポイントがあり、その度に富士が姿を現す。
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富士 |
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気持ちのよい青空とトレイル |
雁坂小屋を発ってからまだ誰とも会っていない。
こんなキレイなトレイルを早朝の澄んだ空気の中、静かに一人で歩ける事がとても嬉しい。
細かなアップダウンを経て古礼山から50分ほどかかって、燕山へ到着。
所々で顔を見せる富士に何度も足を止められたため、意外と時間がかかってしまった。
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燕山 |
この燕山は恐ろしく地味。
山頂という山頂はなく、ただの分岐でしかない。
燕山を通過ししばらく歩くと急に目の前が開け、急斜面が現われる。
急斜面の底には広く平らな草原が見える。
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燕山側から望む雁峠 |
急斜面を転がるように駆け下りた。
午前7時30分。
雁峠に到着。
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雁峠1 |
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雁峠2 |
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雁峠3 |
ここで休憩をとる。
水分とエネルギーを補給。
それにしても雁峠は気持ちがいい。
夜露で草が濡れていなければ、ゴロンと横になりたかった。
日中であれば横になって昼寝でもしたい。
雲一つない真っ青な空の下、雁峠をしばし楽しんだ。
富士山デケーーー!!!!
返信削除ニホン ノ フジヤマ ハ デッカイゾーーー!
返信削除静かそうでよい道ですね!!
返信削除僕も歩いてみようと思います。
あ、リンクも頂いていきますね。よろしくお願いします。
歩く人もあまり多くないので、静かに歩くには最高ですよ〜。
返信削除オススメです!
こりらこそリンク頂きます!