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東海自然歩道歩き |
【ルート 2日目】
道志の森キャンプ場(テント泊) → 西沢林道 → 菰釣避難小屋 → 菰釣山 → ブナノ丸 →
油沢ノ頭 → 樅ノ木沢の頭 → 石保土山 → 大棚ノ頭 → 富士岬平 → 高指山 → 平野
油沢ノ頭 → 樅ノ木沢の頭 → 石保土山 → 大棚ノ頭 → 富士岬平 → 高指山 → 平野
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二日目。
キャンプ場泊ということもあってか、6時過ぎに起床。
ゆっくりとした朝を過ごす。
空をみると曇り空。
夜中に一度起きた時には綺麗な明るい月が出ていたので
晴れを期待していただけにすごく残念。
軽く食事をとり撤収し、8時前に出発した。
この日は、キャンプ場から林道と登山道で甲相国境尾根に上がり
山中湖方面へと東海自然歩道を歩く予定。
前日キャンプ場へと下りた城ヶ尾峠よりも山中湖よりのブナ沢乗越へと上がるので
城ヶ尾峠からブナ沢乗越の間の東海自然歩道を飛ばすことになる。
ちょっと残念。
いつかこの2.5kmくらいのトレイルの穴埋めに来よう。
キャンプ場を出てすぐにある数件の民家の脇を歩いていると、地元のオジサンから
この先の林道が台風の影響でかなり荒れているので気をつけてと声をかけていただいた。
しばらく歩くとだんだんと林道が荒れ始めてくる。
相当量の水が林道上を流れたのだろう。
道が深さ1m以上削り取られて完全に道ではなくなった元林道が姿を現す。
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荒れた林道1 |
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荒れた林道2 |
荒れた元・林道を暫く歩くと道は沢のすぐ脇を通るようになるのだが
もはやどこに道があったのかまったくわからない。
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荒れた沢ぞいの林道、跡? |
地図上ではこの先に水場があると書いてあるがこの状況ではまったく期待が出来ないので
この沢で水を調達していくことにする。
西沢からブナ沢に入り暫く進むと、道も傾斜がキツくなり本格的な登山道へと変わる。
木々の中の急な斜面を30分ほど歩き、ブナ沢乗越へ。
やっと東海自然歩道に帰ってきた。
ここからが本当のスタートなのに、すでに汗だく。
小休憩の後、ブナ沢乗越から10分ほど登ると菰釣避難小屋に到着。
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菰釣避難小屋 |
予想以上に綺麗な避難小屋で正直ビックリした。
けっしてメジャーとはいえないルートなだけに
もっと古めかしい小屋を想像していた。
丹沢は全域に渡ってテント泊が禁止で、テント場のある山小屋がないので
こうゆう綺麗な避難小屋はありがたい。
利用者も少ないみたいだし、今度来るときは利用してみよう。
避難小屋からさらに10分ほど登ると菰釣山山頂に到着。
展望もよくない地味な山頂。一休みしてから先を急ぐ。
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菰釣山山頂 |
菰釣山から先は小さなピークが連続していて、緩やかなアップダウンが続く。
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ブナノ丸 |
とても歩きやすいトレイルが続く。
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トレイル |
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油沢ノ頭 |
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樅ノ木沢の頭 |
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トレイル |
油沢ノ頭、樅ノ木沢の頭、西沢ノ頭を経て12時ごろ石保土山に到着。
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石保土山山頂 |
今までも決してよくはなかった天気がさらに悪化し、雲も厚くなってきた。
雨が降らないだけマシではあるが。
石保土山から下り始めてほどなくすると、
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トレイル |
途中、トリカブトが咲き乱れるエリアが。
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咲き誇るトリカブト |
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トリカブト |
とても綺麗な紫がかった青い花を咲かせていた。
その後も歩きやすいトレイルが続く。
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トレイル |
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ブナの巨木 |
トレイルの途中にあったベンチで休憩。
スズメバチにつきまとわれながら、遅めの昼食をとる。
大棚ノ頭の分岐を最後のピーク高指山方面へ。
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大棚ノ頭の分岐 |
ここまで来ると、今回のハイキングも終わりが見えて来る。
気持ちよく歩いてこれた充実感と共に、もうすぐ終わってしまう寂しさに包まれる。
ここまで歩いて来て出会ったのはおじさんハイカー3人のみ。(あと、よく躾けられた犬2匹)
連休の中日なので、まさかここまで静かに歩けるとは思わなかった。
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トレイル |
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雲の切れ間からつかの間の太陽 |
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平で真っ直ぐ延びるトレイル |
秋の気配が濃くなってきた木々の中の道を歩く。
小さな坂を登りきると目の前が急に開け
辺り一面にススキと大きな展望の広がった富士岬平に出た。
ここでもまた悪いクセ。
富士岬平に着いた瞬間、大きな声で思わず「着いた!」と言ってしまったのだが、
目の前にあるベンチには散歩でここまで上がってきたのだろう、高校生らしきカップルが。
大声を上げたことがかなり恥ずかしい。
これからは意識してガマンしなければ。自分に出来ればだが。
富士岬平からは晴れていれば眼前に大きな富士がそびえているはずなのだが
今回は生憎の曇り空。
かろうじて山中湖が見渡せた。
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富士岬平からの展望 山中湖 |
富士岬平から15分ほどで今回の最後のピーク、高指山に到着。
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高指山山頂 |
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高指山からの展望 |
高指山付近は山中湖周辺の別荘地などからすぐなので
登山道というよりは大きな公園の散歩道のような趣き。
これはこれで歩きやすくて気持ちいい。
高指山からはススキの斜面を駆け下り、別荘地の中を通り
最後は舗装された一般道を歩き平野バス停へ。
2日間に渡った西丹沢東海自然歩道ハイキングも終わりをむかえた。
<おわり>
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