【登山ルート】
ロッヂ長兵衛 → 福ちゃん荘 → 雷岩 → 大菩薩嶺山頂 → 雷岩 → 賽ノ河原 → 大菩薩峠 → 福ちゃん荘 → ロッヂ長兵衛
7月30日~31日で甲武信ヶ岳から奥秩父主脈縦走路を歩こうと計画していたのだけど両日ともにに雨予報。しかも大雨。
さすがに天候には勝てず仕方なく中止にしたのだけど、30日のお昼過ぎには東京には青空が広がってきてなんとなく悔しい気持ちでいっぱいになった。
たぶん奥秩父はそのころも雨だったのだろうけど、晴れてるのにやることのない暇な土曜を過ごすうちにフラストレーションがたまるたまる。
そこで急遽翌31日に大菩薩嶺に行くことを計画。
大菩薩嶺を選んだ理由は単純にルートが楽で距離も短いから。
これくらいの距離なら小雨の中でも行けるだろうっていう考え。
早朝出発して8時くらいにロッヂ長兵衛に到着。しかしこの時は雨土砂降り。
仕方ないので雨が弱まることを期待しながら車の中で待機。
そして待つこと約1時間。
雨も小降りになってきたので雨具を装着して登山道へ出発。
小雨の樹林帯の中を歩くのはなかなか気持ちがいい。
20分後、早くも福ちゃん荘に到着。
ここが分岐になっていて、唐松尾根を登るルートへ進む。
唐松尾根の前半は木々の中を何度となくスズメバチに追いかけられ
後半はガスがなければ綺麗な景色が望めたであろう開けた尾根をせっせと登っていく。
雷岩分岐 |
ガスだらけの雷岩 |
真っ白で何も見えない。
大菩薩嶺山頂はここからさらに10分ほど登っていった先にあるので、とりあえず向かってみることに。
大菩薩嶺山頂 |
雷岩から約10分。
木々に囲まれて展望ゼロ。なんとなく開けてるだけのものすごく地味な山頂に到着。
あまりの地味さに雷岩へすぐにUターンした。
雷岩から大菩薩峠へは高い木のない開けた気持ちのいい稜線歩きが続く。
しかしここら辺から雨が強くなってきた。
どうせ景色なんてなんも見えないので足を速めて先を急ぐ。
30分も歩くとかなり開けた場所にでる。
道標には賽ノ河原とある。
どうりで無数のケルンがあるわけだ。
この場合はケルンというより積み石といったほうがシックリくるかな。
この賽ノ河原には避難小屋があり、なかなか綺麗だったので中で休憩をとることにした。
自作のアルコールストーブ3号機 |
食事をとり、食後の温かいコーヒーで冷えた体を温めていたところ
一人のおじさんが避難小屋に入ってきて「すみませーん。今から団体が来ます。」と。
団体とはいってもこの天気だしせーぜー5~6人だろと思っていたら
おじさんおばさんが次々と入ってくること入ってくること。
結局10人以上入ってきただろう。
当然板の間だけじゃ座る場所が足りず土間にまで腰をおろしてお弁当タイムに突入しはじめた。
こうなるとさすがに居心地が悪いので、すばやく荷物を片付けてそそくさと退散。
僕らは雨の降る賽ノ河原へ放り出された。
ガスはますます濃く雨は強くなってきた中を黙々と歩き
賽ノ河原から10分ほどで大菩薩峠に到着。
この大菩薩峠には介山荘という山小屋があり、お土産が買えたり食事がとれたりするのだが
あいにくの天気だしさすがに誰もいないだろうと思っていたら、意外にも4~5人のお客が食事をとっていたことには少し驚いた。
せっかくなので僕も記念バッジを見てみると、どの百名山にもありそうな鉛色の渋い記念バッジの中に
他とは違う綺麗な色の記念バッジがあったので、それを買うことにした。
お会計のときに聞いてみるとそれは介山荘のオリジナル記念バッジとのとこ。
他でもよく見かける記念バッジはだいたい同じメーカーが作っているので山の名前や標高など以外は同じデザインのものがよくあるのだけれど、これはここ介山荘でしか買えませんから、とご主人に説明を受けた。
山小屋でときどき記念バッジを買うのだが、これからはオリジナルバッジをメインに買ってみよう。
その後、雨足も弱まりそうにないので大菩薩峠からまっすぐ福ちゃん荘へ降りるルートを選び下山した。
駐車場から90分で頂上までいける百名山。展望もいい(らしい)。
晴れた休日には多くの登山客が足を運ぶのもうなずける。
気が向いたらもう一度晴れた日にでも来てみよう。
追記
ロッヂ長兵衛まで降りてみると地面が乾いていて雨が降っていたとは思えないので
ロッヂ長兵衛のご主人に聞いてみると、朝の土砂降りが上がってからはほとんど降っていなっかたらしい。
この日の大菩薩嶺は頂上付近のみずっとガスに包まれ雨が降っていたようだ。
土砂降りの中、よくいきますね〜!
返信削除前回も大雨に降られたとか雨災難続きますね。
東京にいても、妙に雨が続いてましたけど。
手作りストーブ、楽しみっす!
どんな感じなんだろう〜。
アルコールストーブを見せるっての
なかなか実現せずにすいません。
尾瀬で是非、いろいろ話しましょう〜。
ところで、尾瀬沼ヒュッテをベースとして考えると
燧ヶ岳も至仏山も、なかなか行程が組みづらいです。
初日、8時間歩くことになっても平気ざますか?
歩いてる間はほとんどが小雨だったんで
返信削除意外と気持ちよくてよかったですよ~。
手作りストーブはなんてことない
ただのアルミ缶ですよ。
尾瀬についてはあとでメールしますね。