森のモンスター |
以前から漠然と行ってみたいと思っていた天城山だが、 ココで紹介されているのをみていても立ってもいられなくなり、伊豆天城ハイキングを決めた。
伊東駅から登山道口のある天城高原ゴルフ場へのバスは朝7時55分があるのだが、どう頑張っても伊東駅に7時55分には辿り着けないので、その次の10時10分発のバスで向った。
55分ほどバスに揺られ11時5分に天城高原ゴルフ場へ到着。
同じバスに10人ほどのハイカーが乗っていたので、なるべく同じタイミングで歩き始めないよう素早く準備を整え登山道へ入る。
ハイキングスタート |
万二郎岳まではひたすら樹林帯の中の登りが続く。
前日の雨の影響だろう、そこら中がぬかるんでいて歩きづらい。最初にゲイターを装着しておけばよかったと後悔。もういまさら装着するのも面倒くさい。
万二郎岳へのトレイル1 |
大した傾斜ではないのだが、久しぶりの重装備に体が対応しきれていないのか、すぐに息がき上がり、汗が噴き出す。
万二郎岳へのトレイル2 |
さすが人気の天城山。多くのハイカーとすれ違い、そこら中から楽しそうな話し声が聞こえてくる。
早く人の多い場所を越えて静かに歩きたいという思いで無意識にスピードが上がる。
登りはじめて50分ほどで万二郎岳山頂へ到着。
万二郎岳山頂 |
万二郎岳 |
曇天のせいもあるのだろうが、地味な印象の万二郎岳山頂。
周りは真っ白で展望もない。
馬の背(?) |
天城トレイル |
アセビのトンネル |
空 |
万二郎岳からわずかに下り、馬の背、アセビのトンネル、石楠立を越え、13時に万三郎岳山頂へ到着。
万三郎岳 |
万三郎岳山頂 |
万三郎岳も展望のほとんどない地味な印象の山頂。
多くのハイカーが昼食をとっていたので、さらっと通り抜ける。
万三郎岳を過ぎシャクナゲコースとの分岐を天城峠方面へ抜けると一気にハイカーの数が減る。
ここまできてやっと本来のやりたかったハイキングを堪能できる。
嬉しくて思わず笑みがこぼれてしまう。
天城縦走路 |
分岐を過ぎ、片瀬峠、小岳、ヘビブナを過ぎるとそこからはほとんどアップダウンの無い静かなトレイルが続く。
ブナとヒメシャラの森の中をダブルストックでリズミカルに心地よく歩く。
ヘビブナ |
ブナの森の中 |
天城縦走路 |
生々しいヒメシャラ |
巨大な倒木 |
歩いていると何度も目にする青と黄色のトレイル上のサイン。
この配色にはどんな意味があるのだろう。
トレイルサイン |
天城縦走路 |
心地よいフラットが延々と続く。
森の木々も美しく、歩いていて本当に楽しい。
万二郎岳、万三郎岳付近にはあれほどいたハイカーにもほとんど会っていない。とくに白田峠を過ぎたあたりからは他のハイカーは皆無。
空が終始雲に覆われていることが残念でならない。快晴の下でここを歩けたなら本当に気持ちいいだろう。
それでも自分の中の理想に限りなく近い最高のハイキングを思う存分堪能する。
元休憩所(?) |
突然現われた朽ち果てそうな休憩所(?)跡の脇を抜けると、目の前に八丁池が現われた。
八丁池 |
僕ら以外誰もいない静かな場所。
八丁池 |
とりあえず水を調達。
水を調達 |
ここまでほとんど休憩らしい休憩をとらなかったので、池の周囲を散策後、ドカッと腰を下ろししばらく休憩。
予定では天城峠まで歩こうと考えていたのだが、時間的にも体力的にも難しいとわかり、この日は八丁池のほとりで静かにビバークすることにした。
ビバーク |
<つづく>
待ってました〜。独特な曲がり方をしている気が印象的ですね。
返信削除道もフラットで歩きやすそう〜!
八丁池の周りは仕方なくビバークするには最適ですね!
ホントに道はフラットで楽チンでしたよ。
削除あまりにもフラットが続くので、わずかな登りも嫌になっちゃいましたよ。
八丁池は特に朝が最高でしたね。朝もやと朝日とがホントに幻想的でした。
仕方なくとはいえ、八丁池の畔はうらやましい…。
返信削除しかしこの道、晴れていたらどんな風に見えるんでしょうね。
木漏れ日の中歩くのはたまらんだろうなぁ…。
セイシェルがあると水調達の自由度UPしますね。
今年は入手しようと思います。
仕方なくでしたが八丁池はとても気持ちよかったです。
削除takemicchyさんは雨でしたよね。
あのトレイルを木漏れ日の中は想像しただけでも〜ワクワクします。
セイシェルは便利ですよ。ぜひぜひ調達して下さい。非常時のためという意味でも重宝しますよ。
僕もセイシェル欲しいなー。
返信削除八丁池、やっぱり素晴らしいですね。
GWは行けなくなっちゃったけれどもう少し緑が増えたら歩きに行こうと思いますよ♪
セイシェルはやっぱり便利だよ〜。
削除ぜひぜひ八丁池には行ってみて〜。