奥武蔵ウノタワハイキング

4月1日、奥武蔵ウノタワハイキングに行ってきた。

ウノタワ

【ハイキングルート】
名郷 ～ 天狗岩 ～ 前武川岳 ～ 武川岳 ～ 妻坂峠 ～ ウノタワ ～ 鳥首峠 ～名郷

名郷の有料駐車場に車を止め、7時半ごろハイキングスタート。

ここでは「ひのきの棒」じゃなくて「なぐりづえ」が初期装備らしい。

駐車場からしばらくは九十九折りの車道歩き。かなり疲れる。
登山道に入ってからも植林帯の急な登りが続く。


汗をかきかきしばらく登ると天狗岩に到着。
もちろん岩をよじ上る男坂を進む。

天狗岩

両手両足を使ってグイグイと登る。

天狗岩

天狗岩の頂上からの展望はなかなか。

天狗岩頂上からの展望

天狗岩から先はまた植林帯と雑木林の入り交じった登山道が続く。

トレイル

柵沿いの登り

9時。すでに見慣れた感のある前武川岳に到着。

前武川岳

前武川岳

前武川岳から20分ほどで武川岳へ。
武川岳ももう何度目か。今年だけでもすでに2度目。

武川岳

しかし前回来たときは一面雪の中だったので、見慣れた景色ながらも印象は大きく違う。

武川岳

武川岳頂上には先客が数名いたので、休憩せずに妻坂峠を目指し一気に下る。

下る

20分ほどひたすた下り、妻坂峠へ到着。

妻坂峠

妻坂峠からまた大持山方面への急な登りが始まる。


途中木々の間から武甲山が見える。
北側は大きく削り取られてしまっている武甲山だが南側から見るとなんとも立派な山容。

武甲山

ひだまり

この日一番の急な登りが続く。汗だく。
その上、場所によっては地面がぬかるんでいて歩きづらい。

小持山、大持山と武川岳をつなげて歩くハイカーが多いのか、この登りで数人のハイカーを抜いたりすれ違ったりした。

雪の残る斜面

登り

妻坂峠から1時間近くひたすら登り続け、やっとの思いで尾根上の分岐へ到着。
この分岐を北へさらに登ると大持山。さらにその先に小持山、武甲山と続く。

分岐

開けた尾根上の分岐は好展望。

分岐からの展望1

分岐からの展望2

一息ついてから、大持山を背に南へ緩やかに標高を下げる。

尾根のトレイル

なだらかな山頂の横倉山に到着。
看板がかわいい。

横倉山

横倉山からしばらくは緩やかで気持ちのよいトレイルが続く。
 

緩やかなトレイル

緩やかなトレイル

しばらく続いた緩やかなトレイルを過ぎると急な下りが現われ、その先に平らで広々とした地面が見える。
嬉しくなってしまい、小走りで下る。勢い余って何度か転倒。手が泥だらけ。

ウノタワ

11時過ぎ、この日一番の目的地ウノタワに到着。

ウノタワ

この場所には猟師の常八と鵜ノ田（ウノタワ）の伝説が残っていると何かの本で読んだ。
たしかに伝説の一つや二つ残っていそうな何ともいえない風景。

転倒して泥だらけになった手を雪で洗ってみたり、ブラブラと歩き回ってみたり。
ホントに平らでだだっ広い。ワクワクしてくる。

雪の残るウノタワ

湿地帯なうえ多くの雪が残っていてそこら中がぬかるんでいたが、比較的乾いた場所を探して休憩。

ウノタワで休憩

ウノタワ ／ 奥武蔵らしくない植生

食事の後、湯を沸かしコーヒーを飲みながらウノタワを眺める。
僕ら以外には誰もいない静かで広いウノタワはホントに心地よい。

いつまででもここでゆっくりしていたかったがそういう訳にもいかない。
重い腰をあげる。


ウノタワを後にしまた下り続ける。

30分ほどで鳥首峠に到着。
 

鳥首峠

ここでこの日のもう一つの目的の忘れ物探しを。

トレイル脇の木々の間をわずかな記憶を頼りに歩き回ると、予想に反して発見！！

一年ぶりの再会

1年ほど前にこの鳥首峠の脇の木々の間で休憩をとったとき、このプリムスのガスカートリッジ用スタンドを忘れて帰ってしまい、それ以来ずっと気になっていた。
とはいえ、1年近くも経っているので落ち葉に埋もれてまず見つけることはできないだろうと思い半ば冗談半分で探しはじめたので、まさか発見回収できるとは思わなかった。
見つけた瞬間は驚きと嬉しさで思わず声を上げてしまった。


ウノタワも堪能し、気になっていた忘れ物も回収できたのでもうやり残したこともない。
あとはこの鳥首峠から名郷へ下山するだけ。

途中の廃村や採石工場などを抜け、最後は30分ほどの舗装路歩きを経て最初の駐車場へ下山した。



＜おわり＞