8月17日夜発のムーンライト信州に乗り込み一路白馬駅へ。
前日の天気予報では雷マークだらけだったので天気が心配だったのだが早朝の白馬駅はとりあえず晴れ。しかし午後からはたぶん崩れるのだろう。
白馬駅からバス、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎ一気に標高1850mの栂池平へ到着。
ゴンドラからの眺め |
午後まではもつと思っていた天気だったが、ロープウェイから降りた時にはすでにどんよりとした灰色の雲に覆われていた。
準備を整えビジターセンターで水を補給し出発。
灰色の空の下、ぬかるんだ上り坂が続く。
1時間ほどで天狗ヶ原に到着。
雲の流れが早く、突然周りが真っ白になったかと思ったら急に青空が顔を出したり。
時折現われる焼けるような直射日光の中でも雪渓の側は冷たい空気が流れていてとても気持ちがいい。
平坦で山頂らしくない山頂の真っ白いガスに覆われた乗鞍岳を越えると、ガスの切れ間から突然白馬大池が現われた。
白馬大池山荘でお土産を物色したり水を補給したりとしばし休憩。
しかし雲行きも怪しいので休憩もほどほどに、小蓮華山へ向けて出発。
小蓮華山への稜線へ出るとガスは一層濃くなってきた。
真横から冷たい風が吹きつけて汗をかいた身体から体温を奪って行く。
振り返ると白馬大池 |
遠くで雷の音がゴロゴロと、上ではなく横から聞こえてくる。
すぐ近くではないがやはり雷は怖い。歩くスピードも自然と上がる。
小蓮華山山頂 |
三国境の分岐を白馬岳方面へ。
翌日はここを雪倉岳方面へ進む予定。
三国境 |
14時ごろ白馬岳に到着。
白馬岳山頂 |
さすがに山頂は混んでる。周りはガスに覆われていて展望もいまいち。そもそも山頂自体には大して興味もないのでさっさと先へ歩みを進める。
白馬岳山頂を越えると白馬山荘が目の前に現われる。
2500mを越えた場所とは思えぬほど巨大な山荘。
ホントに山の上か?と思うほどのレストランにホントにホントにビックリ。
今度来た時はコーヒーの一杯でも飲みながらゆっくりしてみよう。
レストラン |
白馬山荘からさらに下り村営白馬岳頂上宿舎を目指す。
一日歩き疲労の溜まった足に最後のこの急な下りが応える。
途中振り返るとリゾートホテルのような白馬山荘がドンっとそびえている。
14時半。この日の幕営地、村営白馬岳頂上宿舎へ到着。
さっそく受付を済ませテント場へ。既に6割ほど埋まっていたが、テント場の一番奥にどうにか広大なShangri-La2を張れる場所を確保した。
ほとんどペグが刺さらないので細引きと岩で設営。
Shangri-La2 |
これだけ周りにテントがあってもやはりすべてドーム型テント。肩身の狭いShangri-La2。
わずかに頭痛がするので設営後しばらく横になっていると、予想以上に疲れていたのかそのまま寝てしまった。
起きるとすでに日も傾きはじめていた。急いで湯を沸かし夕食。
夕食後はテント内で何をするわけでもなくダラダラと過ごし、そのまま眠りについた。
<つづく>
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