長沢背稜ハイキング2日目

7月15日〜16日、長沢背稜ハイキングに行ってきた。

ヘリポートからの展望

前夜は日が落ちても気温があまり下がらずに寝苦しい夜はそのまま朝まで続いた。
暑いので寝袋から出て寝ていると、地肌の出ている手の甲や首筋をヌカカだろうかもの凄く小さな虫に何度も刺されその度に目を覚ます。また、フロアレスシェルターのため地面からハサミムシに似た小さな黒い虫がシェルター内に数多く侵入してきて、そのうちの何匹かが寝袋やTシャツの中にまで入ってきてその度に飛び起きてしまう。結局ほとんど熟睡出来ずに朝を迎えることに。


4時過ぎに本格的に起床。
簡単な食事を取り素早く撤収し5時半前には出発。
この日も朝から多くの虫が飛び回っている。

朝日

しばらく歩くと滝谷ノ峰ヘリポートに到着。

滝谷ノ峰ヘリポート

ヘリポートは北側に大きく開けていて埼玉県側の展望がすばらしい。

ヘリポートからの展望

小ピークには全て巻き道がありほとんどアップダウンのないトレイルが続く。
早朝のフラットなトレイルは歩いていて本当に清々しく心地よい。

長沢背稜

酉谷山山頂と巻き道との分岐。迷わず巻き道へ。

分岐／行福ノタオ

分岐から20分ほどで酉谷避難小屋へ到着。

酉谷避難小屋

酉谷避難小屋からの展望

避難小屋の脇の水場で水を補給。あまりにも虫が多いので早々に退散する。



ひたすらユルやかなトレイルが続く。

緑の斜面

木道

七跳尾根分岐

フラットなトレイル

ほんのちょっと寄り道しハナド岩へ。

ハナド岩からの展望

ハナド岩からは石尾根の眺めが美しく、その上にほとんど雪の融けた富士山が頭だけ覗かせていた。

本当はこのハナド岩で休憩を考えていたのだが、狭い岩の上に男性ソロハイカーが気持ち良さそうに腰を下ろして休憩していたので今回は最高の特等席を男性ハイカーに譲って先を急ぐことにする。

きれいな林相のトレイル

8時半ごろ一杯水避難小屋に到着。

一杯水避難小屋

一杯水避難小屋の中

ベルク

避難小屋の前のベンチで一休み。
早朝から歩きはじめてまだ3時間ほどだが、睡眠不足で体力があまり回復出来ていないのかすでにかなりの疲労感。その上この後太陽が高くなるにつれ気温が恐ろしいほど上がっていくことは間違いなさそう。
時間はまだまだたっぷりあるし、当初の予定では蕎麦粒山あたりまでは歩こうと思っていたのだが今回はこのままヨコスズ尾根から下山することに決める。

下山先の東日原バス停の時間を調べると10時10分がある。この10時10分のバスを逃すと次は1時間以上来ないのでどうにかこのバスに乗りたい。
ヨコスズ尾根から東日原バス停までのCTは1時間40分。この時点で時間は午前8時40分。ちょっと急げば間に合うだろう。

ヨコスズ尾根

ヨコスズ尾根へ入ってもしばらくはアップダウンの少ない道が続く。
歩いていてとても気持ちが良いのだが、最後の最後で急に標高を下げることになりそうなので、心の中では緩やかでもいいいからさっさと下り坂になってくれと願う。

ヨコスズ尾根

ヨコスズ尾根登山口の道標

最後の最後は予想通り九十九折りの急坂を下り、9時50分ごろ東日原のバス停に到着。

予想以上に早く下山できたので、着替えたりジュースを飲んだりしながらバスを待ち、10時10分のバスで帰路についた。


＜おわり＞