2012/07/02

霧の奥多摩ハイキング2日目

6月23日〜24日、梅雨の合間に奥多摩ソロハイキングに行ってきた。

早朝の森




前日は一日丸々歩いたので疲れのためか気がつくと眠りに落ちていた。


夜中のツェルト


夜中、耳慣れない物音で目が覚めた。
ツェルトの近くでモシャモシャと音がする。
頭のすぐ上のジッパーを小さく開き外を覗くと、すぐ近くでシカが下草を食んでいる。音の原因が判明して少しホッとする。
シカを気遣い静かにジッパーを締めまた眠りにつこうとウトウトとしていたとき、ツェルトのすぐ近くでジョジョジョジョーーっと大きな音がして一気に目が覚めた。さきほどのシカが食事の最後に大量の小便をしたのだろう。その後そのシカは足早に森の中に消えて行った。
恩を仇で返しやがって!と小さく文句を言いつつまた眠りに落ちた。



翌朝、4時頃起床。
ツェルト内でいつもの朝食の無印のバナナバウムを平らげ素早く撤収し、5時前には出発。

鷹ノ巣山を巻いて縦走路を進む。

石尾根縦走路


水根山下の分岐から榧ノ木尾根へと入る。

榧ノ木尾根


以前から一度歩いてみたいと思っていた榧ノ木尾根。
とても綺麗な林相の歩きやすいトレイルが続く。

榧ノ木尾根

緩やかなアップダウンを繰り返しながらほんの少しずつ標高を下げていく。
歩いていてとても気持ちがいいのだが、緩やかなトレイルが続けば続くほど後にやってくるであろう急な下りが心配でならない。


榧ノ木尾根/カラマツ


ダケカンバ(?)



避難小屋から2時間弱で戸倉山山頂に到着。
展望は無いが広く平らな頂上。

戸倉山山頂

山頂からは戸倉山までの緩やかな下りの分を一気に取り戻すかのように急な下りが続く。


黙々とひたすら下り50分ほどで戸倉口バス停に到着。
朝8時過ぎのバスに乗り帰路についた。





—その後—

帰宅後2日目くらいから足と腕に6〜70ヶ所の赤い腫れが現われはじめ、数日の間に両手両足が真っ赤に腫れ上がった。
あまりの痒さは普段の生活に支障をきたすほど。症状から見て多分ブヨだろう。
今更半袖短パンを後悔してももう遅い。まさに後悔先に立たずだ。

あまりの痒さと見た目のヒドさに5日経ってやっと皮膚科へ。皮膚科の先生に半袖短パンで山に行ったと言ったら「バカッ!」と怒られた。自分でも確かにバカだと思う。同じことを去年も一昨年もやっている。


この時期どんなに気持ちいいとはいえ虫の多い場所では二度と生腕生足をさらすまいと誓った。



<おわり>

4 件のコメント:

  1. やっぱり奥多摩はいいですね〜。
    それにしてもブヨ!ほんとにあいつら〜!
    あれって耐性ができるんですかね?
    僕は毎年ブヨの攻撃が効きづらくなってきました。
    僕も今年から足出して山は登らないっす!
    薄くて軽くて通気性の良いロングパンツないですかね?

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    1. なんかいろいろな方の話しを統合すると、ブヨだけじゃなくてヤブ蚊って説も出て来ましたよ。
      ま、いずれにせよ対策は急務ですがね。
      もう秋まで生足は控えます。

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  2. 友人が同じ日に歩いてたといっていたものです。
    お疲れサマでした、三峰からの縦走はやっぱり良いですね。まだ歩いた事は無いのですがやっぱり歩きたくなりました。
    この時期は暑さと虫との闘いで修行のような登山になりそうですが・・・(^^;

    本当は奥多摩小屋泊まりたいですけど、混雑すごいですね。
    静かに過ごすなら断然鷹ノ巣ですね。

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    1. まささん
      コメントありがとうございます!

      特にここ2、3日の湿度と気温の中でのハイキングはホントにキツそうですよね。。梅雨明けが待ち遠しいです。

      この日は天気予報で梅雨の合間の行楽日和って言ってましたから、ここぞとばかりに集まって来たんでしょうね〜。
      結果天気予報は外れましたけど。

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