2012/05/07

牛ノ寝通り〜小金沢連嶺ハイキング1日目

4月29日〜30日、牛ノ寝通り〜小金沢連嶺ハイキングに行ってきた。

牛の寝通



GWの早朝の混雑が予想されるバスをさけて、少し遅めの時間の奥多摩駅発小菅行きのバスで川久保へ。
気持ちのよい青空の下、ハイキングスタート。

登山口

ワサビ田

暫く歩きワサビ田を過ぎたあたりで大きなミスに気付く。
行動中の飲み水以外の水を汲んでくるのを同行者と揃って忘れてしまった。
この日の行動中の飲み水は何とかなるが、夕食用や明日の行動時の水がない。

それでも、セイシェルの浄水器を持って来ているのでどこかで少しでも水が流れているポイントさえあればなんとかなると思い、周囲を注意しつつ歩みを進める。



最初の植林帯の急な登りを過ぎるとそこからは心地よいトレイルが広がる。

広くなだらかなトレイル

モロクボ平

樹林帯の心地よいトレイル

樹林帯の心地よいトレイル



棚倉小屋跡に到着。
小屋跡なのでもしかしたら近くに小さな沢でも流れているかと期待したが見当たらなかった。

棚倉小屋跡


棚倉小屋跡を過ぎるとほとんどアップダウンのない緩やかなトレイルが続く。
たぶんこの辺りから牛ノ寝通りと呼ばれるエリアなのだろう。

牛の寝通り

牛の寝通り


フラットなトレイルをリズミカルに歩いていると、その心地よさとは裏腹に少しずつ雲が空を覆い始める。
そして、牛ノ寝通りに入ってからも予想通り水場の気配はない。

曇り空

牛の寝通り


途中でマウンテンバイクを楽しむ人たち数人とすれ違った。
アップダウンの少ないこの道は自転車を楽しむには最適なのだろう。
興味はあるがなかなか手が出せないアクティビティ。いつかはチャレンジしてみたい。

牛の寝通り


15時半過ぎに榧ノ尾山山頂に到着。
水のないことと急速に曇ってきたことを考え、この日は榧ノ尾山山頂の脇の小さなスペースでビバークすることにした。

榧ノ尾山山頂


榧ノ尾山の手前で見た地図にはのっていない分岐が北側の谷底へ下りていく道だったので、沢まで辿り着けることを期待し、プラティパスのボトルと浄水器だけを持ち単身下りてみることに。

急斜面に九十九折りに切られたよく整備された道をしばらく下ると遥か下の方から水の流れる音が聞こえてくる。


途中で見つけた下顎の骨 鹿?


150m以上は標高を下げただろうか。15分ほど下ると念願の沢に出た。
セイシェルの浄水器を使って1リットルのプラティパスのボトル2本に水を汲む。
これでやっと気兼ねなく水が飲める。

あとは下りてきた急斜面をゼーゼーいいながらひたすら登る。
この日の行程で一番キツい登り。



榧ノ尾山までやっとの思いで戻り、設営。
わずかに傾斜した地面ではあるが文句は言えない。

ビバーク

夕食の準備

どうにか確保できた水のおかげで予定していた通りのまともな夕食にありつき、日暮れとともにこの日の寝床に潜り込んだ。



<つづく>


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