2012/03/07

御嶽駅〜岩茸石山〜黒山〜さわらびの湯 デイハイク

3月4日、御嶽駅からさわらびの湯バス停までのハイキングに行ってきた。

岩茸石山


【ハイキングルート】
御嶽駅 ~ 惣岳山 ~ 岩茸石山 ~ 黒山 ~ 白谷沢 ~ さわらびの湯バス停


ここ最近毎週のように奥武蔵、奥多摩のデイハイクに出かけていて、いい加減日帰りで歩ける近場のルートもネタ切れになりつつある。
そのうえ、バスが嫌い。特に多くのハイカーで満員になるであろう早朝のバスはなるべく避けたい。
そうなるとかなり場所が限られてしまい、条件にあった場所はもうほとんど歩いたことがある。

そこでココで歩いかれている、さわらびの湯バス停から御嶽駅へと繋ぐコースを逆に歩いてみることにした。帰りのバスならば空いてるだろうしまぁいいかと。



あいにくの曇天の下、早朝の電車で御嶽駅へ。

御嶽駅

人気の高水三山なのでもう少しハイカーの数も多いかと思ったが、御嶽駅で下りたハイカーのほとんどは御岳山へのバス停に並んでいて、惣岳山・岩茸石山方面へ歩くハイカーは僕らの他には2〜3人ほどだった。
高水三山コースは僕らと逆の軍畑駅から御嶽駅へ歩く方が人気なのだろう。


線路を渡り駅の裏手にまわるとすぐに登山道口があり、すぐに登り始める。

薄暗い植林帯の中の登りが続く。

植林帯の登り


しばらく歩くと注連縄のかかった巨木が2本現れる。
この注連縄をくぐるとその先は神域とのこと。

神域への入口

そのせいかどうかはわからないが、神域に入った途端に気温がぐっと下がった。空気が冷たい。



注連縄の巨木から15分ほどで惣岳山山頂に到着。

惣岳山山頂

山頂の神社にお詣りだけ済ませて先を急ぐ。




 惣岳山から先も今までと同じように植林帯中心のトレイルが続く。

アップダウンを繰り返し岩茸石山へ到着。

岩茸石山山頂

岩茸石山山頂からの展望

岩茸石山山頂は緩やかで開けた見晴らしの良い、休憩にはもってこいの場所。
昼食には早かったがすこしお腹も空いてきたので小休憩をとる。


実は、ここまで歩いてきた惣岳山も岩茸石山も含めた高水三山コースを2年くらい前に一度歩いていたのだが、景色や行程などまったくと言っていいほど記憶に無かった。
いいのか悪いのか、また新鮮な気持ちで歩けた。




岩茸石山山頂の分岐から高水三山周遊コースを外れ、黒山方面へ進む。

凍結した急坂



黒山への尾根の途中、なにやら怪しげな壷が落ちていた。

まさか、骨壺??


黒山への尾根上の地図には載らない小さなピークや峠を越える。

興越山

トレイル

白く霞む展望

逆川ノ丸


岩茸石山より北は高水三山コースに比べて残雪が多い。場所によっては一面が凍結しているので慎重に歩く。

残雪



岩茸石山から黒山までは比較的フラットが多いかもと淡い期待をしていたのだが、思っていたよりはアップダウンが多く、ここでも汗が噴き出す。



11時45分、黒山山頂に到着。

黒山山頂

時間的には昼食にちょうどいいのだが、岩茸石山での休憩のお陰かまったく空腹感も無かったのでお湯を沸かしコーヒーだけ頂いくことにした。


岩茸石山から黒山まではもしかしたら誰とも出会わずに静かに歩けるかもと期待していたのだが、予想に反して数人のハイカーとすれ違う。
しかし出会うのはすれ違うハイカーのみで誰かに追い付くことも追い抜くこともなく、僕たちと同じ方向で歩くハイカーの気配は感じない。
さわらびの湯から御嶽駅を目指すルートの方が人気なのかもしれない。



黒山から30分ほどで、一面残雪に覆われた権次入峠へ。

権次入峠

権次入峠の分岐を岩茸石分岐方面への下る。


峠からすぐの急階段の雪が踏み固められ凍結していた。

凍結した階段

かなり滑るが、スパイクを履いてもすぐに外すことになりそうなので、踏み固められていない場所を選び慎重に下る。



階段を下り、岩茸石の分岐でアイゼンを着けているオジさんの連れたカワイイ犬2頭に不意に吠えられたりしながら白谷沢方面へ。


暫く歩くと林道沿いの東屋に到着。

東屋


林道を横切り、白谷沢沿いのトレイルへ入る。

白谷沢

白谷沢

過去に何度か歩いた白谷沢。もう見慣れた風景だがやはり沢ぞいのトレイルは気持ちが良い。



白谷沢を抜けると目の前に名栗ダムが現れる。

名栗ダム

登山道もここまで。


名栗ダムを暫くボーっと眺めたあと、さわらびの湯バス停まで舗装路を歩き帰路についた。



天気のせいもあるだろうが終始地味な印象のトレイルが続いたこのルートだが、アップダウンも距離も適度だったのか、歩き終わった後の達成感も疲労感も心地よいものだった。
機会があれば快晴のときにもう一度歩いてみたい。



<おわり>

6 件のコメント:

  1. 白谷沢は気軽にダイナミックさが味わえるし気持ちの良い場所ですね。
    山を歩いていると急にヒヤッとしたりムワっと暖かくなったりしますよね。

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    1. 空気が変わって急に気温が下がったりしたら、大昔なら「もしやここから神の領域か!?」って思ったりしたんでしょうね。なんて考えながら歩いてました。

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  2. 逆を歩いたんですね!
    やはり岩茸石山より北は残雪が多いですか。
    僕もまた快晴の時に歩いてみたいです。
    長さは丁度よいですよね。

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    1. 朝一でバスに乗るのにはやはり抵抗があったので逆にしてみました。
      岩茸石山を越えたあたりから急にグッと残雪が増えましたよ。
      でも本当はもうちょっと雪が残ってることを期待してたので、ちょっと残念でした。

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  3. 僕も軍畑からで同じコースを考えてました。
    白谷沢沿いの道が凍結してないかが気がかりだったのですが
    大丈夫そうですね。

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    1. あ、僕も最初は軍畑からを考えていたんですが、舗装路歩きが長そうなので御嶽からに変更しました。
      この日は気温が高めだったせいか、白谷沢は雪や凍結とは全く無縁でした〜。

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