2011/08/16

本社ヶ丸

8月14日に本社ヶ丸を登ってきた。

飛び立つ蝶

日帰りで駅から登れて片道2~3時間以内で行った事のないい所はないかと探していたところ
たまたま立ち読みした登山雑誌(何だったか忘れた)の後ろの方の小さな記事に本社ヶ丸が
載っているのをたまたまみつけ、ちょうどいいしここに行こうと決定した。



【登山ルート】
笹子駅 → 清八峠 → 本社ヶ丸 → 角研山 → 笹子駅



JR中央線の笹子駅へ下り立ち、歩き始める。
が、最初から大きな難所にぶつかる。
駅から登山道入り口まで普通の舗装道路歩きが1時間半も続いた。

直射日光を遮るもののほとんどない状況でのアスファルトの上は本当にキツかった。

下調べをほとんどせず、勝手に林道だと勘違いしていた報いだろうか、
この舗装路で体力をほとんど失った気がする。



登山道に入ってからは淡々としたキツイ登りが続くが、
今まで歩いてきた灼熱の舗装道路に身も心も飽き飽きしていたのでそれなりに楽しく登れた。

きのこの塔

2時間ほど登ると本社ヶ丸頂上付近に到着する。
今までの鬱蒼とした登りから一転、小さなピークの連続する開けた気持ちのいい岩場に変わった。


ガシガシと岩を掴み、その岩場の中でも一番開けていて高度感も見晴らしも最高のポイント到着すると、
そこには、上半身は裸でかなり短い短パンだけを身につけたオジサンが大胆に仰向けになり、
頭のあたりに雨傘を広げて上半身を直射日光から守りながら、日光浴?休憩?をしていた。
そして近くにある木の枝には脱いだTシャツと靴下、タオルなどが干してあった。

その、自分の家の縁側かのような大胆な昼寝スタイルにもう脱帽。
敬意を表しつつ横を素通りさせていただいた。


本社ヶ丸頂上

雲に隠れる三ッ峠山
この本社ヶ丸は大月市が定める富嶽秀麗十二景に選ばれているのだが
この日はあいにくの曇り空で、富士山は望めなかった。



送電線
その後、休憩中に何ヶ所もブユに食われたり、何てことのない分岐点で道がわからないと言って少しパニックになっているオジサンに出会ったり、綺麗にとぐろを巻いて眠っているマムシを見かけたりと、なかなか楽しい下りを味わいつつ駅に到着した。


最初の舗装道路歩きがなければなかなか楽しめる山だった。
もしもう一度来る機会があったら、その時は綺麗な富士を見てみたい。

2 件のコメント:

  1. 未だにブユいましたか。
    じゃぁ、あれは尾瀬だけのせいではなかったのですね〜。
    本当は夏だし、男らしくハーパンで登りたいのですが
    ブユは本当にコリゴリ〜。
    1時間半の舗装路歩きは地獄…。

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  2. 休憩ポイントが草地だった為か、大量のブユに遭遇しましたよ。
    いまだに赤く晴れ上がってます。。
    事前のルートチェックは忘れずに・・・。

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