尾瀬ヶ原ハイク |
【ルート】
1日目
大清水 → 一ノ瀬 → 三平峠 → 尾瀬沼山荘 → 尾瀬沼ヒュッテ(テント泊)
2日目
尾瀬沼ヒュッテ → 長英新道 → 燧ケ岳 → 見晴新道 → 見晴 → 竜宮小屋 → 山ノ鼻 → 鳩待峠
【1日目】はこちら。
2日目は一旦夏目さんご夫妻と別れて僕とOSONくん夫妻の3人で燧ケ岳に向かう。
そのため僕らは早朝3時半には起きてテント撤収などの準備をして5時過ぎには燧ケ岳に向けて出発した。
早朝の尾瀬沼には霧が立ちこめ幻想的な光景が広がっていた。
尾瀬沼と燧ケ岳 |
大江湿原 |
朝靄と木道 |
美しい光景の尾瀬沼湖畔の木道を抜け、燧ケ岳へ続く長英新道を進む。
長英新道も綺麗なトレイルなのだが、さっきまで歩いていた尾瀬沼湖畔のトレイルに比べると
やはり大いに見劣りしてしまう。
長英新道は前半は緩やかな登り、というかほぼフラットなトレイルが続き
後半に一気に高度上げて頂上へ上がるという行程。
頂上付近の森林限界を超えたエリアまではまったく展望もなくただただ黙々と登るのみ。
その退屈な登りを終えてやっと展望のよいエリアまで上がってきたと思ったら、あたりをガスが覆いだし展望を奪っていく。
夏目さんから燧ケ岳からの尾瀬の眺めは最高だよと言われていたので、本当に残念だった。
燧ケ岳頂上 |
その後、切れたり覆ったりするガスの中を登り頂上へ。
燧ケ岳より望む尾瀬ヶ原 |
どうやら尾瀬ヶ原の上のみぽっかりと雲がなく、尾瀬ヶ原を囲む山々の外側は厚い雲に覆われているようだ。
夏目さんご夫妻とは10時半に見晴の休憩所で待ち合わせをしていたのだが
コースタイムと照らし合わせると間に合うかどうかという時間。というかほぼアウト。
そのため休憩もほどほどにすぐに下山を始める。
ここからのトレイルがひどかった。
いままで経験したことのないほどのガレた悪路が延々と続く。
何箇所も崩落しているガレた悪路を下り2時間近く歩き続け身も心もボロボロになって
やっと柔らかい土のトレイルにまで降りてきて心の底から安堵したときに
目の前に「見晴まであと2km」という看板が現れたときにはホントに心が折れそうになった。
11時過ぎにやっと見晴の休憩所に到着。夏目さんご夫妻と無事に合流。
夏目さん、待たせてしまってスミマセン。。
夏目さんのONE |
その後、5人で尾瀬ヶ原をのんびりハイク。
燧ケ岳からの下りで散々消費した足も体力も、フラットなトレイルならまだまだ歩ける。
尾瀬ヶ原から望む燧ケ岳 |
広大な尾瀬ヶ原 |
日曜日だというのに観光客がほとんどいなくて気持ちよく歩けた。
見渡す限りの緑と点在する池と透明な小川。
すばらしいトレイルを歩いていることにただただ感動。
ザックを並べて記念撮影 |
小川 |
尾瀬ヶ原 |
気持ちのよいトレイルも残り僅かというところで急な雨に降られて、尾瀬ハイクの最後は濡れ鼠で終わった。
初めて来た尾瀬は見ごろのシーズンではなかったが本当に綺麗で素敵な場所だった。
いつかは一面が花で埋め尽くされるシーズンや紅葉のシーズンの尾瀬も見てみたい。
尾瀬は本当に素晴らしかった。
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